多古米のあま酒 濃縮タイプ（500ml）／萩原農場

たこまいらいふ萩原農場

たこまいらいふ萩原農場は、千葉県の北東部に位置する香取郡多古町で、親子二世代で多古米を作る萩原さんご家族が営む農場です。多古町は、お米づくりに適したアミノ酸やミネラルを豊富に含んだ粘土質の土壌が形成されており、美味しいお米が作られる場所としても知られています。

特別栽培米コシヒカリ多古米

多古米は、もともとは親戚などに配られて消費される、いわゆる縁故米として作られていたものでした。しかし、それが次第に美味しいお米として認知度が高まり、多古米としてブランド化され知る人ぞ知るお米としてジワジワと人気が出ています。多古米は、千葉県内で作られるお米の中で、わずか2％の流通量しかなく、貴重なお米として重宝されています。

現在の萩原農場は、二代目である萩原宏紀さんが中心となってお米づくりを行っています。もともとは東京でサラリーマンとして働いていた宏紀さんでしたが、2014年にUターンしお米づくりに専念。普段はお米づくりをしながら、毎週土曜日には都内のマルシェへ足を運び自らお米を販売する。農協などを通さず、全てのお米を責任持って販売しています。

なぜ、おいしいのか？

土壌や水の豊かさ以外に、萩原さんのお米が美味しい理由は、乾燥の仕方に秘密がある。遠赤外線乾燥機を使うことで、一粒一粒を一定で乾燥することができ、お米を炊く際の水加減を調整する必要がない。例えば、新米の場合は水加減を少し減らす必要がありません。

さらに、精米後にもお米を美味しく味わってもらえるための手間をかけている。一つは、無洗米機に通して糠（ぬか）を取り除くひと手間を加えていることで、1〜2週間経っても味を落とすことなく美味しさが保たれる。そしてもう一つは、色彩選別機で悪いお米を弾いている。そのため萩原さんのお米は、色の悪いお米が混じっていないだけでなく、新鮮で長持ちする状態で届けられる。

多古米で作られたあま酒

萩原さんのあま酒は、お米として販売できる特別栽培米を用い、糀づくりで150年の歴史をもつ栃木県にある岩上商店さんで加工をしています。米と米糀で作ったノンアルコールなので、お子様からご年配、妊娠中の方でも安心してお召し上がりいただけるあま酒です。

左：玄米、右：白米

このあま酒、牛乳などと混ぜてちょうど良いくらいのしっかりとした甘さがありますが、砂糖や塩は使用していません。多古米が本来持つ甘さをしっかりと引き出すことで、余計なものを入れないあま酒ができました。もちろん防腐剤といった添加物も入っていません。お米の味をしっかりと感じたい方は、玄米タイプがおすすめです。

あま酒の味をしっかりと楽しみたい方は、あま酒2、水またはお湯1の割合でお召し上がりください。また、豆乳や牛乳と割ってお飲みいただくのもおすすめです。