創業1904年の谷川醸造は、酒造を主な業態として始め、100年以上この地で醤油を作る老舗の蔵元です。もともと、お酒と醤油のどちらも作る会社でしたが、工場長が他界されたことや、清酒部門の売上悪化などにより、もろみづくりから行う醤油とお酒の製造をやめていました。多くの醤油屋さんは、ほかで仕込まれた醤油を買い、それを自社で調合して作っています。谷川醸造も、一から仕込む醤油づくりをやめたことで、他社と同じように調合した醤油づくりを行っていました。
しかし、4代目である谷川貴昭さんが、会社を引き継ぎ小さな醤油屋だからこそできる原材料にこだわった木桶で仕込む醤油作りを2011年に再開。しかし、醤油を一から仕込むのは簡単なことではありません。大豆を蒸し、小麦を炒ることで、糀を作り、塩水を加えもろみを作り、熟成させることで、ようやく醤油ができます。手間、時間、経験が必要ですが、利益や効率ではなく、敢えて手間がかかっても自分たちが自信を持って提供できる手段を選びました。
醤油仕込みで、特にこだわっているのは素材。能登産の大浜大豆や珠洲の塩など顔の見える地元の素材を使い、無添加で安全で安心なものを選んで醤油や味噌をづくりをしています。さらに、これまでの谷川醸造のイメージを刷新した新しいパッケージに変えたことで、プレゼントにもぴったりなお醤油やお味噌が誕生しました。
醤油は、地域によって味が違います。能登半島のお醤油は、昔から甘口でこの味が愛されてきました。お刺身などにもよく合い、煮物を作るときにもおすすめの味です。
谷川醸造のぽんずは、能登産の小麦と大豆を使って自社で作った醤油を原材料とし、それに原木しいたけをを漬け込みました。また、お酢には原材料がお米のみ、みりんも糖類無添加でお米のみで作られたもの。保存料が使われていないので、安心してお召し上がりいただけます。
名称 | 能登のゆずぽん酢 |
原材料名 | 醤油(国内製造)、本みりん、米酢、ゆず果汁、てんさい糖、魚醤(いわし)、しいたけ(一部に小麦・大豆を含む) |
内容量 | 145ml |
賞味期限 | 12ヶ月 |