のしごとのトップ / コウノトリ但馬空港から東京へ (のしごと)
豊岡には、コウノトリ但馬空港と呼ばれる地方空港があります。定員わずか48名と小さな飛行機が伊丹と1日2往復しており、時間がかなり限定されますが、東京に行く際はもっぱらこの飛行機です。
伊丹までは約40分。伊丹空港で乗り継ぎがあるものの、東京までは最短で約2時間半ほど。電車や新幹線を使うと5時間はかかるので、半分ほどの時間で東京に着いてしい、うまくいけばずいぶん楽に、そして気軽に東京へ行くことができます。
ただ、これは順調に行った場合に限ってのこと。伊丹に着いてからの乗り継ぎ便に最短のものが空いてなければ、伊丹で長い時間を待つことにもなります。また、一番の難点は但馬の気候と小さな飛行機。
但馬は雨が多く雪も降ります。霧も多く発生するエリアなので、とにかく欠航や遅延することが多々あります。また、機材トラブル、乗務員の体調不良などなど、様々な理由で飛行機が飛ばないことがあり、これまでも3回に1度くらいの頻度で欠航しており、急遽電車で東京に向かうことが何度もありました。これが本当にしんどい。
欠航が早めに決まって伊丹からの便に間に合えばいいですが、間に合わない場合は新幹線に急遽切り替えなければいけないですし、その日のうちに東京に着けばまだラッキーなほど、但馬は東京と距離があります。その日の予定はキャンセルしなければいけませんし、次の予定にも影響が出てしまいます。
但馬空港から東京に行くのはある意味賭けのような部分があります。毎回東京へ行く日は朝からソワソワと天気を気にしてしまいます。晴れていても欠航になったこともあるので、天候もあてにはなりませんが。
本日は朝早くから豪雨。ようやく雨が止んで晴れてきましたが、夕方からまた雨が降るようです。果たして今回は飛ぶのでしょうか。心の底から飛んでほしいと願うばかりです。