のしごとのトップ / 決断と失敗 (のしごと)
ぼくは、経営者でもなんでもない。むしろ、ただの会社員だ。でも、自分でいろんなことに取り組み始めたことで、今まで以上に責任が増えたし、決断を迫られる場面も増えてきた。会社が守ってくれることもなければ、相談する相手もいない。
個人で活動を始めたばかりの頃は、一つの決断に対して何日も悩む時間があったし、明日辞めますと言っても誰にも迷惑がかからない小さな活動ばかりだった。でも、今は簡単に辞めることはできないし、決断することが徐々に増えてきて、悩んでいる暇がほとんどなくなってしまいました。
決断を誤ると当然ながら失敗に繋がる。でも、十分に考え検討しても失敗することはあるし、悩んでいるうちにチャンスを逃してしまうことだってある。性格上、すぐに決定するのは苦手だけど、そうも言ってられないフェーズに来ているのかもしれない。毎日なにかしらの決定をするのは、プレッシャーやストレスを感じるけど、誰からも期待されていなかった頃に比べると、今はとてもやりがいがある。誰かに必要とされていることは本当に幸せなことだと思う。
ここから先、一歩先に進むのか、その場で踏みとどまり続けるのか、それとも後戻りするのか、今ならどの選択肢も選べる。でも、今は後ろを振り向くことなく前へ前へと進み、さらに一歩先へと飛び出したい。不安も葛藤もあるけど、そんなことを忘れるくらいのスピードで突き進んで、失敗したらまたそのときに考えたらいいかなと思う。
そんな風にポジティブに考えられるようになったのは、きっとたくさんの失敗をしたけど、それでも立ち上がりこうして続けてきたからなんだと思う。失敗することは決して悪いことではないから、恐れず挑戦していこうと思う。