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コロナの影響で多くの飲食店は営業することができなくなっています。それに伴って営業時間を短縮したり、席数を減らして営業したり、テイクアウトを始めるなどの対策を取っているお店も多いかと思います。
日高町にあるmisoもそんなコロナの影響を受けている飲食店の一つです。この春には、お店の体制を刷新し、再スタートを切ろうとしていた矢先だっただけに、営業できないのはもどかしい状況にきっとあるはずです。
それでも今の状況をなんとか乗り切ろう、今できることをしようと、始まったのが「リガレッセ食堂」。misoを運営するリガレッセは、のしごとでも取り上げさせていただきましたが、訪問看護をメインの事業にする会社です。コロナで大変な状況の中でも、リガレッセのスタッフさんが来るのを心待ちにしている利用者さんの元へ、訪問を続けています。そんな頑張るスタッフの皆さんへ、健康で美味しい料理を食べてもらえるように始めたのがこのリガレッセ食堂です。
もともとはスタッフの方向けに始めたサービスですが、少しずつ地域の方にも提供できればと考えているそうで、リガレッセの事務所と近いこともあって、のしごとでも惣菜の配達をお願いしてみました。容器はゴミにならないようにプラスチックのタッパを利用し、環境にも配慮した提供スタイルを取っていて、次の配達の時に洗って交換する流れになっています。
正直なところ、夜がメインのお店にとって、テイクアウトで経営を持ち直すことは厳しいはずです。でも、コロナを乗り切るにはまずは健康であることがなにより大切です。そのために、misoができる「食で地域を支える」を今も続けています。
自粛疲れなどで誰もが余裕がなくなりつつありますが、誰かのためにと頑張るこんな取り組みが今はとてもありがたいですね。