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誰かと一緒に仕事をすることの難しさ

のしごと

海

「のしごと」の拠点を新しく作っています。

「のしごと」も「すみだの仕事」も元々は一人で始めたプロジェクトでした。取材先やお取引いただいている会社、お店がなければもちろん成立しない事業ですが、一人で始めたプロジェクトは自分が動けば進むし、動かなければ進まない。誰かに指示されることもなければ指示することもありません。やるのもやらないのも自分次第、とても単純です。

これまで記事を書いたことも写真を撮ったこともなく、見よう見まねでやってきました。でも、拠点を作るということは、経験も知識もない自分ひとりではどうにもならないことの連続です。壁を塗るにしても何を塗ったらいいのか、机を作るにしても寸法も分からなければ、作り方だって当然分かりません。今ではネットで調べればDIYの情報が簡単に調べられ、動画で見ることもできます。それでも、シチュエーションが違えばやっぱり分からないことだらけです。

だから、色んな方の力を借りながら進めていくことになりますが、自分ひとりでやっていた時にはあまり意識していなかった問題がでてきます。それは、いくら自分がやる気を出してもタイミングやスケジュールが合わなければ一向に進まないということ。もちろんプロに手伝ってもらえば、素人よりもいいものができる可能性が高いですし、スタートすればスピードも早いはずです。しかし、自分のやる気だけでどうにもならないですし、こちらの想いがちゃんと共有できているか、そしてモチベーションを持続してもらえるかも重要になってきます。

ただ、まだスタートしていない現時点でできることは、スケジュールを確認することと、そしてただ待つだけ。気持ちは焦るものの何もすることができない。やりたいことがあるし、目指すべき方向も決まっているのにできない。待つことがこれほどまでに辛いとは思いませんでした。

幸い、地方は心を落ち着かせてくれる景色がたくさんあります。こんな時は海でも眺めて気持ちを切り替えてタイミングをじっと待とうと思います。のんびりしてられないけど、マイペースに進めています。期限は設けずに。

(2019.02.18)

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