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日常の延長にある贅沢

「のしごと」
曙湯

日本の一般家庭における浴室保有率は、95%以上にもなると言われ、時代とともに銭湯の需要は減ってきました。次から次へと廃業を余儀なくされている銭湯ですが、都内にはいくつもまだまだ元気な銭湯が残っていたり、若い方が担い手となった銭湯の話もよく聞くようになり、ちょっとした銭湯のブームがやってきているようにも思います。そんな銭湯に通うのは、日常のちょっとした楽しみの一つ。

自宅にお風呂があるのになぜ銭湯?と思われる方もいるかもしれませんが、銭湯は体も心もリフレッシュしてくれる身近な癒しの場。ただ体の汚れを落とすだけでなく、広いお風呂でいつもよりもゆっくりとお湯に浸かる。そして、一緒になった方と世間話をして、少しの間慌ただしい日常から離れることで、体の疲れだけでなく気持ちも驚くほどほぐれていることが分かります。

銭湯と一言で言っても、それぞれ全く違います。設備もそうですし、来るお客さんも違います。ルールやお湯の温度もそれぞれ。今日のところはいまいちだったなという日もあれば、ここは最高だ!と自分のお気に入りが見つかる。そんなあたりはずれがあるのも楽しいのかもしれない。

一週間仕事を頑張ったご褒美は、銭湯に行って帰りに一杯ひっかける。特別なことではなく日常の延長線上にあるちょっとしたできごと。そんな特別すぎない贅沢が一番いいなと思います。今日は金曜日。今夜の銭湯に向けてラストスパート。

(2019.02.22)

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