のしごとのトップ / 体験に勝るものはない (のしごと)
商品の魅力もサービスの良さも料理の味も、実際に使ってみたり利用してみたり食べてみないことには分かりません。すごく良いといくら口で伝えられても、実体験に勝るものはありません。だから「のしごと」で紹介する商品は、必ず自分たちで使ってみたり、食べてみることで、良い点も悪い点もしっかりとお伝えするということをしてきました。
しかし、サービスを体験するということはなかなか機会がなければできません。昔からお手伝いさせてしていた会社のサービスは、まだまだ自分とは関係のなかった「介護」の世界のサービスでした。
高齢化社会が進むこの先、絶対に必要なサービスだと頭では分かっていたし、お話を聞いてとても共感をして、しっかりと伝えるお手伝いをしてきました。しかし、実際にサービスを利用することになり、自分で体感した時に伝えてきたと思っていたことが「伝えていたつもり」だったことに気が付きました。体験してどう思ったのか、どう救われたのか、何が足りなかったのか、こういったことは当事者になってみないと分からないですし、体験せずに伝える内容はやはり薄っぺらいものでした。
体験しても100%を伝えることは難しいかもしれません。でも、体験するのとしないのとでは、大きな違いがあることがはっきりと分かりました。ぼくらが取材をして発信をすることで、誰かが商品やサービスを知るきっかけになってもらい、そして体験してもらうことが一番です。でも、その伝える段階でもっと伝えられることがあるんじゃないか、今回サービスを利用してみてそんな風に思いました。