のしごとのトップ / 地元に帰らない連休 (のしごと)
もうすぐやってくる大型連休。
連休になると実家に帰省するのが常でした。帰らなかったことがほとんどないと言ってもいいくらい、地元に帰ってくるのが好きだったし、そういうものだと思っていました。
大学がない但馬は、大学へ進学するには必ず地元を離れることになり、その時から実家を離れ歳を重ねるごとにどんどんとその距離は開いて行ったけど、それでも帰るようにしていました。連休ともなると電車のホームはごった返し、切符もなかなか取れなかったりと、帰省するのは一苦労。でも、実家に帰るというのは、それだけでワクワクするもので嫌いではありませんでした。
実家にUターンした今年は「帰る」という選択肢はもちろんありません。帰省ラッシュの心配もなければ、切符が取れるだろうかとか、仕事をちゃんと終えられるだろうかという不安もないのは、ありがたいです。でも、実家に帰るというワクワク感がないのは、ちょっと寂しい気もします。
実家はずっと帰るものでしたが、今は帰ってくる人を迎える立場。実家と呼べる場所があるというのはいいことだと思うし、そういう場所がやっぱりいつまでも残って欲しいし、ただいまと言ってもらえる場所でありたいなと思います。