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寂しい町並み

のしごと

江原駅

毎朝、1時間ほど豊岡の街を歩く。すると、最初は懐かしかった街も、次第に現状の問題点に色々と気づき、歩いていると危機感を感じるようになります。

放置された空き家や潰れてしまったお店、同級生だった家ももう引っ越してしまいなくなっていて、散歩をしていると寂しい気持ちになってきます。

どんどんと人が減り、お店は商売が成り立たなくなっていて、新規でお店を出す人ももうほとんどいません。建物だけがどんどんと取り残され、人よりも空き家の方が多くなってしまうんじゃないかと思ってしまうほど。

朝は人がまばらで、車も走っていないので、なおさら寂れた感じが倍増しますが、この先の遠くない未来は日中もこんな雰囲気になってしまうのかもしれません。

生まれ育った街がなくなってしまうのはとても残念です。でも、豊岡で暮らしてみてやっぱり都会に比べるととても不便で暮らしにくく、今のままでは人が減っていくのも仕方のないことのようにも思います。残って欲しい、けどそれは一人の想いだけではどうにもならない。

(2019.09.05)

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