人の意見を聞く

のしごと

個人の活動は、ほとんどが自分で決断して進めていくことばかりだ。良く言えば、好きにできる自由度があるけど、やっていることが正解なのかどうか分からなくなることがある。会社と違って自分が好きにやっていることだから、指導してくれる人も叱りつけてくれる人もいない。だから、これで良いんだろうかと不安になることも多いけど、自分が良いと思うものを信じてやってきた。でも、それが徐々にうまく消化できなくなってきて、ここ最近は迷走してきたので、いろんな人の意見を積極的に聞いてみることにした。

まずは、一回りも年下の高校生や大学生と話す機会をいただき、いろんなことをぶつけてみた。最近の子たちがこんなことを考えているのかと驚いたり、やってみようというスピード感がとても早くて圧倒されたり、とにかく今まで自分たちで考えてるだけでは想像もできなかったことにたくさん気付かされた。

そしてもう一つは、制作物に対して尊敬するデザイナーさんからフィードバックをいただく機会をいただき、ぼくらが作ったものに意見をもらった。制作会社で働いていた頃は当たり前のようにあった先輩デザイナーからの指摘だったけど、今ではそういった機会は全くと言ってない。だから、久しぶりに自分が制作したものを見てもらって緊張もしたし、結果は思っていたようにさんざんなものだった。でも、このタイミングで意見を聞けて本当によかった。こういった機会があると、正しい方向に修正しながら進むことができる。これは自分ひとりでやっていても決して気づけない。

貴重な機会をいただき本当にありがとうございました。またゼロから始めてみようと思います。