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夜の浅草寺

のしごと
浅草寺

悩み事があったり、ゆっくりと考え事がしたい時は、決まって夜の浅草寺に。

休日の日中は、まともに歩くこともできないほど観光客で溢れ返る浅草寺も、仲見世が閉まった夜にはほとんど人の姿はなくなる。ほんの数時間前にはごった返していたのが、ウソのように静かだ。仲見世が閉まっててもいいよという方には、特におすすめしたい。朝早く行くのもいいけど、夜の方が個人的にはいい。さっきまで騒がしかった名残が残っているようで、賑やかなのに静かな感じがなんだかいい。飲んだ後に立ち寄るのもまたいい。今はコロナの影響で日中も人が少なくなっているようですが、それでも夜の静まった浅草は特別感がある。

東京に初めて住んだのは西側だった。どこに行っても人が多くて、早朝でも深夜でも変わらない。満員電車が嫌で始発で会社に行ったら、始発もそれなりに混んでいて愕然としたことを今でもはっきり覚えている。(始発がむしろ混んでいるということをその時はまだ知らなかった)

人がいないところを探し求めて歩いたこともあったけど、そんなところをその当時は見つけることができなくて、東京にそんな場所はないのかと思っていた。それから10年が経ち、東京の東側に初めて住んでみると、これまで持っていた人の多い東京のイメージとはかけ離れたものだった。

それでも、地方に比べたら人は断然多いけど、ほどよく人がいるそのほどよさがぼくはとても好きだ。地方と二拠点で生活するようになって、人が多すぎるのも少なすぎるのも嫌だし、便利すぎるのも不便なのも困る。「ほどよく」がとても重要で、この町はほどよい。

(2020.03.25)

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