のしごとのトップ / コロナの後 (のしごと)
テレビをつければ、毎日コロナの不安なニュースばかりですね。でも、季節はいつも通り少しずつ変わってきています。例年に比べて少し寒い印象ですが、朝晩も少し暖かくなり、事務所の周りでもカエルの鳴き声が聞こえてくるようになりました。のしごとの事務所は、天井に断熱材がなく去年の夏はサウナのようなうだる暑さだったので、今年は夏までに断熱材を入れてもらおうと思っています。
さて、コロナで影響を受けている方も少なくないと思います。豊岡は、感染者がまだ出ていないので、いつも通りの町にも見えますが、営業を自粛しているお店も増え、スーパーなども限界体勢に入っています。
ぼくらは、これまで現地に足を運び、対面での取材を大切にしてきました。しかし、コロナによってそれができなくなってしまっただけでなく、東京との行き来や、日本各地へ出張することすらも今はできない状況にあります。これから先、どうやって活動して行くべきなのか日々考えなければいけない状況です。
幸いなことに、ぼくらがやっていることはまだまだ小さな取り組み。手探りなことも多く、とりあえずやってみようと見切り発車でやっていたことも多かったので、これを機にじっくりと考える期間や、しっかりと準備をする時間にしようと考えています。後回しになっていたことを洗い出してひとつずつやっていくと、意外にもコロナの前よりも今の方が慌ただしい毎日を送らせてもらっています。
これからぼくらが進む世界は、誰も経験したことがありません。コロナがいつ落ち着くのか分かりませんが、コロナの前の状況に戻ることはないので、ある意味でみんなが同じスタートラインに立つことになります。来たる新しい世界に向けてただ待つだけではなく、どう立ち向かうのかを考えていかなければならないように思います。