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伝所鳩 豊岡店 工事の様子17

のしごと

伝所鳩 豊岡

伝所鳩 豊岡店の二階オフィススペースの工事は、天井やフローリングへと進んでいますが、その一角にある物置には窓がなく、日中も光が入らないので昼間も薄暗く荷物もそのまま残されたままでした。

改修工事に入る前、ここをどのように使うかをあれこれ考えていたのですが、最終的には仕切りの無い一つの空間にすることになり、このスペースは仕事の合間に腰かけられたり、横になって休めるスペースにしようと、大工さんに小上がりを作ってもらうことにしました。

伝所鳩 豊岡

用途が決まれば、早速荷物を全て運び出します。さらに扉を外し、敷かれていた畳も撤去。空っぽになると少し陽の光も入るようになり、薄暗かった印象もずいぶんと緩和された気がします。

本来は、このままの状態から天井、床、壁を作り、小上がりを設置という流れを想定していたのですが、写真だと分かりにくいですが、鴨井の部分が重みで下がっていることが発覚。このままでもしばらくは大丈夫とのことでしたが、せっかくの機会なので、階段側の壁からやり直してもらうことにしました。

これによりもともとあった引き戸が取り付けられなくなってしまったので、扉をやめて簡単にカーテンで仕切る形に急遽変更となり、次々と現場判断で進んでいきます。普段から優柔不断なので、工事の中で日々決断することが多いので、これでよかったんだろうか…と決定した後も悩むこともしばしば。

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とは言え、悩んでいても進まないし、大工さんもそこまで待ってくれないので、早速こちらの壁も撤去してもらい、さらにすっきりとした空間になりました。もう既に以前の面影はほとんどありません。

以前もお伝えしましたが、壁を撤去した際の土壁などの廃材は近所のおじさんが持って行ってくれるので、今回の解体分の処分でも助けていただきました。ありがとうございました。

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解体後には、同じ位置に新たに壁が一から作られていきます。もともとは古い土壁で強度も不安で、さらには廊下や階段のそばで体もあたる場所だったので、新しい壁に生まれかわり安心感が増しました。壁を壊して新しく作るって言葉で言うのは簡単ですが、どうやって壊すのかもどうやって作るのかも想像できなかったので、毎日が本当に新鮮です。

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さらに床、天井も作ってもらい、ようやく部屋らしくなってきました。右側にチラッと写っている小窓は先日のブログでご紹介した古い建具を再利用して取り付けました。

ここからようやく小上がりの制作が始まります。こちらについてはまた後日ご紹介できればと思います。

(2020.06.11)

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