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伝所鳩 豊岡店 工事の様子11

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伝所鳩 豊岡

先日のブログで、大工さんのプロとしての仕事を垣間見た瞬間を書きましたが、もう一つ。

こちらの写真は、山積みになっていた廃材を撤去した後、床張りが始まる直前の様子なのですが、工具類や脚立、資材が並んでいて作業できないわけでもないですが、ちょっとスペースが狭く作業がしづらそうな状況となっています。

ぼくがもし床張りをやっていたら(できないですが)、おそらくこのままの状態で張り始め、その都度荷物を移動させながらやっていたと思うので、特に大きな違和感は感じていませんでした。この時点では。

伝所鳩 豊岡

翌日、朝一で現場に行ってみると昨日まで床に置いてあった工具はご覧のとおり、簡易的に作られた取っ手や棚の上にほとんどが置かれていて、作業スペースは広々。

毎日、大工さんが帰った後に現場へ行って進行具合を見てみるようにしているのですが、引き続きの作業がある時を除き、基本的には簡単な掃除や片付けをして撤収し、次の日にすぐ作業ができるようにしているようです。デスクの周りですらなかなか毎日片づけることができない身としては、これには頭が下がりました。

それに、持ちうる大工技術で簡単に棚などを造作してしまうことには、感動すら覚えます。

伝所鳩 豊岡

床の下地に使われる重たい資材もご覧の通り、床に置かない状態で保管されているので、作業に支障が出なさそうです。

段取り八分、仕事二分という言葉がありますが、ほんとにその通りで段取りに多少時間がかかったとしても、その後の作業を効率的に進められるよう、大工さんは綿密な準備や計算を行ってから作業を進めています。

伝所鳩 豊岡

さて、少し話は飛びますが、床の下地が組み終わったところで、床板を張る前に天井のボード張りがスタートしました。今回、二階は梁を見せる形の天井にしてもらったので、三角の形状で斜めにボードを張る必要があります。さらに、いびつな形をしている梁の周りにもボードを張らなければならないため、さすがの大工さんも大変そうでした。高所で重たいボードを持っての作業、本当にありがとうございます。

梁を見せる形の天井って憧れる方も多いと思います。伝所鳩の墨田店も同じように梁が見える形の天井をしているのですが、確かに雰囲気よくてかっこいい。天井も高くなって解放感があって気持ちもいいです。

ただ、その一方で工事費は高くなりますし、暮らし始めてからも空間が広くなることで冷暖房の効率が悪くなったり、梁の上にホコリが溜まるといったマイナスの部分もあります。また後日ご紹介しますが、長年蓄積された梁の掃除もかなりの重労働でした。

梁を出すのか出さないのかもし迷われたら、そのあたりのメリットデメリットも抑えて決めてもらえたらいいかなと思います。

(2020.05.29)

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